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ダイコンこども食堂は10月で活動一周年を迎えました。子ども食堂の活動がきっかけで、6人に1人の子どもが貧困状態にあることを知りました。本業で飲食店を営んでいる私は、「自分にも支援できる活動だ!」と思い、直ぐに活動を立ち上げる準備を始めました。そう、当初は “子どもの貧困問題” の現状にショックを受けて、「自分にも何かできないか?」と考え行動を起こしました。

 

ねりまこども食堂

▲ねりまこども食堂の活動をSNSで知りました

 

ですが当初から一つの疑問を持ち、今でも葛藤を続けています。「月に1・2回の活動で子どもの貧困問題の解決に結びつくのか?」と。またいざ初めてみたものの、貧困状態にある子どもたちに声を届けることができず、色々と悩みました。そんな中、答えを探すかのように、時間を作り先輩方のお話を伺う機会を設けました。見えにくい子どもの貧困問題、4人に1人の高齢者が孤食の状態にあること、育児と介護のダブルケア、教育格差の問題、育児放棄、近所付き合いの希薄、母子家庭の非正規雇用など、さまざまな問題が複雑に絡み合っている印象を持ちました。

 

活動を続けていく中で、子育て世代が地域から孤立しないように、気軽に相談できる “つながり” を築くことの方が重要ではないかと思うようになりました。今ではダイコンこども食堂は、「高齢者の方も夕食を一緒に食べませんか?」と呼びかけて、“地域の子どもと共食から広がる居場所づくり” として活動をしています。

 

まずはいつでも気楽に立ち寄れる地域の居場所を作ります。心が落ち着いて過ごせる時間と、共食から広がるつながりから、困り事や悩みを相談できる信頼関係を築き、地域の相談窓口としての役割を担いたいと考えています。行政は支援体制があったとしても、対応窓口が細分化され過ぎているため、現実的な支援に繋がりにくい傾向があると感じています。

 

また練馬区が実施した “ひとり親家庭ニーズ調査” の報告書では、ひとり親の半数が、公的な相談窓口を利用したことがない実態が明らかになりました。

「今回初めて支援事業の案内を見て、こんなに頼ることができるのかと知った。自分の力で調べるのは難しいので、こうした一覧でもらえると助かる。大変な時期を何度も乗り越えてきたが、もっと早く知っていればと後悔している。これからはぜひ利用させてもらって頑張っていこうと思う」

出典:ひとり親家庭ニーズ調査報告書 / 自由記入意見
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/tokei/oshirase/needshoukokusyo.html

 

従いまして、地域の居場所づくり活動は “いつでも開かれている場所であること” が理想であると思っています。そこで今進めているのが、ほぼ毎日立ち寄ることができる子ども食堂、ダイコンこども食堂 本店の開設です。来年度の活動開始を目指しており、活動拠点は確保できました。次の課題は、ほぼ每日活動するためのボランティアをいかにして募っていくかです。また食材費が膨大になることも想像に難しくありません。

 

石神井台5

▲3階建ての戸建て物件です

 

volunteer.jpg

 

そこで、私たちの居場所づくり活動に協力していただける方を、改めて募っております。まずは自分にできる事から始めてみませんか?活動日に夕食を食べに訪れていただくことも、立派な支援となります。宜しくお願い申し上げます。


ダイコンこども食堂 本館
練馬区春日町5-20-25 / 春日町南地区区民館(1階 大広間)
第1・第3月曜日 17:30〜20:00

 

別邸ダイコンこども食堂
練馬区石神井町2-15-1 / みっくすはうす
第2月曜日 16:30〜20:30

 

ダイコンこども食堂 本店(2017年開設予定)
練馬区石神井台5-23-17

 

申し込み&お問合わせはWebサイトからお願い致します。
http://childrens-cafeteria.tokyo/free/volunteer

 

そして2017年度中に、“フードバンク練馬” の立ち上げも計画しております。子ども食堂の活動を始めて知った時に、「子ども食堂とフードバンクを結んだら、面白い活動になるんじゃないかな」と考えました。まずはダイコンこども食堂の活動で知り合った、困っている家庭を対象に小さく始めて行きたいと考えております。

フードバンクとは、“食料銀行” を意味する社会福祉活動です。まだ食べられるのに、さまざまな理由で処分されてしまう食品を、食べ物に困っている施設や人に届ける活動のことを言います。

出典:セカンドハーベスト・ジャパン

 

食べ物の寄付は随時受付けております。

名前:ダイコンこども食堂 事務局 宛
住所:〒177-0045 東京都練馬区石神井台5−23−17
電話:03-5903-8213
 
賞味期限が明記されていて、未開封であることをご確認ください。
配送費用は寄贈者様ご負担でお願いいたします。

 

最後にボランティア参加を通じて、社会とつながる機会が日常的になることを望んでいます。特に同年代や若い世代の男性に、もっと参加して欲しいと思っています。働き盛りの男性には余裕がなく、それが会社員なら尚更です。働く時間に自由がありません。私は自営業なので、働く時間を自由に決めることができます。だからボランティア活動と仕事を両立することができています。近年では “ワークライフバランス” という考えも注目されています。

我が国の社会は、人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ずしも適応しきれず、仕事と生活が両立しにくい現実に直面している。誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができるよう、今こそ、社会全体で仕事と生活の双方の調和の実現を希求していかなければならない。

出展:内閣府


地域活動に参加することによって、つながりが広がり私自身の人生も豊かになりました。住んでいる地域の街づくりに、ぜひ参加して欲しいと望んでいます。

 

そこで私が出した1つの答えは「プロボノ(職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動)とは違う、学校や会社に行くように “日常の習慣” にすること」です。それが今進めているダイコンこども食堂 本店の構想です。本業の “仕事場” と社会福祉の “活動拠点” を同じ場所で行う。ボランティア活動を日常の習慣にするための環境づくりです。「決意を新たにしても長続きせず、結局ひとは変わらない。環境を変える、これが最も有効である」、恩師の言葉です。

 

私は3階建ての戸建てを借りました。1階は本業の飲食店、2階はダイコンこども食堂を中心とした地域のコミュニティスペースとして開放、3階はフードバンク練馬の事務局兼倉庫です。この場所で “いつでも気楽に立ち寄れる地域の居場所” を作り上げて行きます。改めまして、みなさんのご協力を必要としております。宜しくお願い申し上げます。

 

ダイコンこども食堂

▲ダイコンこども食堂 本店の構想です

 

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